間接的アプローチとは?
このような言葉があります「間接的アプローチ」ですこの対義語は「直接的アプローチ」です意味は大体ご理解いただけると思います「アプローチ」の意味だけはっきりしときます「その方法に取り組む」とゆう意味ですこの言葉を作った人は「20世紀の戦術思想家 リデル・ハート」が生み出した戦略概念ですしかし2500年前の孫子はとうにその兵法を生み出していました孫子第一篇「始計(しけい)」にこう記されています「①戦備が充実している敵には退いて備えを防御を固め」「②強力な敵に対しては戦いを避けること」「③敵に対してわざと低姿勢に出て油断を誘うあります」「リデル・ハート」が生み出した「間接的アプローチ」をまとめますと「充実した戦備を持った敵に対しては真正面から戦わず、自軍の戦備の低さを悟られたら不利になるので敵軍に対しては自軍が何か強みを持っていることを思わせること」とあります。よく読み比べてください2500年前に孫子はリデル・ハートの「間接的アプローチ」とほとんど類似しています「戦の話と私たち社会人に何の関係があるの?」ですよね。でもこれからのサラリーマンとして生きてゆくならば最低孫子の兵法を学ぶべきだと思います解説します「①戦備が充実している敵には退いて備えを防御を固め」ですが例えば取引先から「相見積もり」を依頼されたとき数社がそのコンペに見積書を考えますがその前に相手の会社の調査の方が優先です。「絶対勝てない相手とけんかをしてもその労力が無駄になる」からです「②強力な敵に対しては戦いを避けること①とよく似たケースですが違う例を出してみます「上場会社によくあることですがTOB(公開株式買付)を仕掛けられることがよくあります。その時よくするのが株式の増資で持ち株数を増やし防御します。当然借り入れで補いますよねそれを繰り返すと逆に株主は株を売ってしまうケースがあり安値で買収される。だったら条件のいいうちに売却した方がいいのではないか?」とゆうことです」「③敵に対してわざと低姿勢に出て油断を誘うあります」これは簡単です。相手に対して計略であほずらをして勝負の時に本当の自分に戻る。よく私はやりました。これでも反論のある方はどうぞ