ドラマ仁より
やっと念願だったドラマ「仁」全巻揃えました時代劇と医療ドラマを融合した素晴らしいドラマです脚本も森下圭子さんです「世界中」「白夜行」「幻夜」等名作ばかりです。原作はあると思いますがそれを「ドラマ化の脚本」には手直しして完成させるのはすごいことだと思います。セリフも奥深いです本日はその一つをご紹介いたします歌舞伎役者の天才が鉛中毒にかかり子供との確執があって舞台に出れなくてでも自分の息子に見せたいがために命を懸けて歌舞伎をするんですが息子が逃げようとしたその時咲(綾瀬はるか)が止めて父の歌舞伎を見せるようにしました一度は転倒しましたが息子が「大和屋」と2回叫んで父は立ち上がり「あいすまぬ」これは「息子に謝ってるんでしょうね」そこから最後までやり止め命を落としましたここで南方仁の言葉が入ります「つかの間の延命(当時できる。いろんな薬や漢方を処方してます)、もしかしたらつかの間の延命にすらなってないかもしれない。こうしたせいで命を縮めてしまうことになるかもしれない。だけどこの瞬間には命の流さにはかることのできない命の輝きがあった」と森下圭子さんは締めくくられましたその前に咲の名セリフがありました「延命のどこが悪いんでしょうか?医者は万能の神ではなく人間です。いつか死ぬんです。医療も所詮延命のために存在してるんじゃないですか?」この一言で南方仁も目が覚めてせめて舞台に出れなくても息子に一代で屋台まで上り詰めた父の歌舞伎を命を延命ぎりぎりまで引き上げて息子に見せてあげようと決意したのです。現代もガンに対する延命措置として6種複合免疫療法とゆう治療もありますがん免疫療法の1つで、患者様ご自身の血液から免疫細胞を取り出し、活性化・増殖させて投与することでがんと闘う力を増強させる治療法です。元々体内にあった免疫細胞を利用するため拒絶反応などの心配がなく、家族と過ごしながら無理なくがん治療を行うことが可能です。ちなみに保険適用外で約166万円以上かかるそうです